2世帯住宅(3世代住宅)

家族みんながよろこぶ2世帯住宅(3世代住宅)

2世帯住宅(3世代住宅)

私どもは注文住宅(0から夢をスタートする、住む家族独自の家)を計画(設計)し、施工も行っていますが、形(色々なメーカーやローコスト住宅屋さんが作っているモデルプラン集)では、あてはまらないのが「2世帯住宅」と思います。

ここでいう「注文住宅」とは

敷地の形状や方位などに合わせた、この家独自の設計により、新築する住宅のことです。
全て設計士とお客様との打ち合わせで決まって行きます。
特に2世代住宅(3世代住宅)となれば、一緒に住む家族構成もそれぞれ、価値観の優先順位も4人それぞれと難しくなります。
メーカーのプラン集や建売、ローコスト住宅のプラン集から選ぶ事は相当困難となります。
参考程度にはいいかもしれません。
フリープラン(すべてを1から計画)となれば、営業マンとの相談では不安であり、やはり建築士(住宅専門)との打ち合わせによる
プラン作りがお勧めです。
共用部分や独自の動線がある2世帯住宅(3世代住宅)は「注文住宅」が後悔せずに済みそうです。変な妥協が後悔の元となります。
一般的に「注文住宅」と言えば、「高い」と思われがちですが、そんなに変わらないと思います。

近年、リフォームの依頼が多いのは、親子3代で暮らす為に、間取りの変更や劣化した部分(内装、外装、お風呂、洗面、キッチン、サッシ、断熱、など)の取り替えやお手入れを行なう工事です。
(リフォームについては別項目で詳しく)
リフォームの計画をしている時に、感じる事は「新築時に将来の一緒に住む、家族構成を考えていれば、」など、勝手に思ってしまいます。
計画通り行かないのが人生。
自分もその通りなので、仕方のない事とは思います。

今、同居する家族がほぼ決まった状態で新築するのであれば、間取りなどの計画はしやすい事と思います。

こう考えてきますと、家を建てるとは、生活を具体的に形にすると言ってもいいのではないでしょうか!
生活とは、同居する家族一人一人が満足する環境の中で、毎日を楽しく過ごす事と思います。
家づくりはその一部分を担うものと考えています。

核家族化が進む中で、お年寄りや子供、孫まで一緒に生活出来れば、とてもいい生活環境が出来ると思い、このコーナーを作りました。
この頃、3世代での生活が見直されているようです。

それでは本題に入って行きます。

例えば、7人の同居を考えている家族の場合。

じいちゃん、ばあちゃん、 パパ、 ママ、 子供3人 の7人同居するか迷っています。
土地有、古い家(そろそろ寿命)あり、現在若夫婦はAP住まい。子供が小学校に入り狭くなってきた。
実家も古くなり、リフォームか建て替えの時期。

登場人物

若夫婦の会話

花子が来年6年生になるね! そろそろ自分の部屋が欲しくなるかな~。 私は6年生の頃には自分の部屋が欲しかったな~。

俺は中学校の時に自分一人の部屋をもらったけど、それまでは、家の都合もあるだろうから、何も感じなかった。 でも友達の家に遊びにいった時、1人の部屋は、いいな~と思ったな。

だんだんに下の子も自分の部屋が欲しくなるだろうな~。 このアパートじゃ無理だけどネ。

そろそろ考える時期かな。

ちょうどそのころ、お年寄り(まだ60代前半だからお年寄りと言っては?)
夫婦もリフォームするか建て替えるか考えていた。

この家寒いよね。この間友達の家に行ったら凄く暖かかった。新築したばかりだしね。           長男夫婦と一緒に住んでるのよ。 お金も出し合ったみたい。息子夫婦と同居するか、だいぶ話し合ったみたい。若夫婦は共働きということもあって同居することにしたようだよ。 うちの息子達も共働きだから、考えなければネ。

そうだな、リフォームするか、新築するか、息子達と同居するか、そろそろ決めなきゃな。 どっちにしろ、息子夫婦の考えもあるだろうから、話してみなきゃな。 一方的に押し付ける事は避けよう。

別々に生活するのがいいのか、それとも同居するのがいいのか、それぞれの考え方、生き方、価値観ですネ!

  • 経済的なこと。
  • 子育て(共働き)。
  • 親の先々の面倒見。
  • 通勤。
  • 食事の違い。
  • 生活の環境(子育ても含めて)。

上記のように、検討する事はたくさんあります。
どの方向を選んでも、メリット、デメリットはあると思います。
何を優先させるのかの選択になります。
もちろん、経済的な事は大切な要因であることは間違いありません。
しかし、「生活(子育て)の環境」も大切なことの上位に入るんではないでしょうか!
子供達にとって、お年寄りが一緒に住んでいることは、色々な面でプラスになりそうです。
家の大きさや造りはそれからの検討です。
この段階になれば気になるのは、家づくりにかかる費用、つまり「家づくりの予算」となります。
同居する家族構成が決まり、家づくりの予算が決まれば、次に気になるのは「税金」ですね!
税金については別項目でご説明します。

私どもがお手伝い出来ることは、

  1. 同居するかどうかの話し合いに参加する。もちろんその場合のメリット、デメリットのアドバイスぐらいですが。
  2. 同居する場合、あるいはリフォームする場合のプラン、予算づくり。
    (予算づくりとは、家を建てる為の建築費用だけではなく、住宅ローン関係の諸費用、住宅ローンの返済計画、各種保険料、)など
    詳しくは「資金計画」の項目でご説明します。
  3. 建て替えの場合は既存家屋の解体見積もり

などが上げられます。

ここから詳しい説明に入ります。
項目を上げますと、次のようになります。

  • 2世帯住宅(3世代住宅)のメリット
  • 2世帯住宅(3世代住宅)のデメリット
  • 2世代住宅(3世代住宅)の色々なタイプ
  • 成功の確立が高いパターンの例
  • 失敗の確立が高いパターンの例

2世帯住宅(3世代住宅)のメリット

1.お金が節約できる。
一番は実家の両親の持っている土地を活用出来れば、だいぶ、新築する場合にかかる費用が少なくなります。
土地探しはタイミングもあり、大分時間がかかる例が多いようです。
建て替えやリフォームの場合でも、新たに土地を探して、土地を購入となれば、家の建設費と同じぐらいお金がかかるかも知れません。
これは土地代に関してですが、それだけではなく、生活する上でもお金の節約につながります。
それは家の間取りによっては、共用部分を設け、光熱費の節約にも繋がります。例えば、お風呂やキッチン、などを共用すれば、設備費はもちろん、光熱費の節約にもなります。

2.税金が安くなる。
普通の一軒家での同居ではなく、玄関が2つあって、実質的に2つの建物と認められるような場合には、区分建物(マンションなど)として登記することができ、不動産取得税や固定資産税が安くなります。

3.両親の老後の心配がなくなる。
ご両親と遠く離れて暮らしていると、色々と心配になります。
その点、同居や近くに住んでいると、何かと顔を合わせる機会が増え、安心なものです。二人とも健在であれば、そうでもないでしょうが、一人の場合は余計に心配です。2世帯住宅であれば、こんな不安も軽減します。

4.親世帯に子供を預ける事が出来る。
若夫婦共働きの場合は、本当に助かる事が多いと思います。
幼稚園のお迎え、幼稚園や学校の行事、夕飯の支度、書き出せばきりが無いくらいあります。私の場合も色々ありました。
若夫婦から感謝の言葉があれば、報われます。
とか言って、孫にかかわって自分が楽しんでいる事が多いですけど。

5.子供の教育に役立つ。
この事は、別に学校の勉強を手助けするとかではなく、日頃のしつけや、礼儀を話して聞かせる事や、年をとれば、大変なことのお手伝い、また、子どもでは分らない事の教え、など、助け合う事の大切さを話して聞かせるだけではなく、繰り返し接する事でなければ、教える事が難しいことの実践が出来ます。
これは人間形成の上で大切なことの上位に入るのではないでしょうか!

6.共同ローンを組みやすい。
二世帯で住む2世帯住宅の場合、親子で共同して住宅ローンを組むことが出来るので、それぞれ返済の負担も少なくなります。
住宅ローンの審査も、らくになるようです。

2世帯住宅(3世代住宅)のデメリット

1.嫁、姑の人間関係
それぞれ今まで生きてきた環境が違います。
これから共同(全てではなくても)生活をして行くうえで、価値観の違いや、どうしても譲れない事などを、十分に話し合う事が大切ではないでしょうか!
全てを理解することは難しいと思われます。
お互いに妥協点を探る為にも、たくさん話し合いましょう。
これまで一緒に生活していない時は上手くいっていても、いざ、共同生活を始めれば、今まで見えなかった事が見えてきます。
2世帯住宅のメリットはたくさんありますが、同居することで、人間関係が悪くなってしまっては、元も子も無くなってしまいます。

2.プライバシーの保護
互いのプライバシーを何処まで(風呂、キッチン、洗面、玄関など)保護するかで全体の間取りが変わって来ます。
保護の率を高めれば高めるほど、予算は多くかかってしまいます。
共有部分が多くなれば、予算は少なくて済みます。
例えばキッチンを共有すれば、2台ではなく1台となり、予算は少なくなります。
この時の問題は食べ物の違いです。
私もそうですが、けっこう年寄りは、わがままですハハハ!

2世代住宅(3世代住宅)の色々なタイプ

三世代住宅を大きくタイプ別にすると、次の3タイプとなります。

1.完全分離型
メリットはプライバシーの確保です。
この分離型にも種類があります。
一戸建てが繋がっているタイプ、そして上下で分離しているタイプなどがあります。
デメリットは、建設予算が他のタイプに比べるとおおくかかることです。
全ての部屋がそれぞれ必要となります。しかし家の内部で行き来する間取りは可能です。

二世帯完全分離型

2.同居型
一軒の家に、全員が住むタイプです。
寝室などは別にして、他は共有して使います。
居間やダイニングキッチンを共有して使う事は、全員のコミュニケイションがとれ、お年寄りと子供が会話する事で、人生経験の豊富なお年寄りの話を聞く事で、子どもの教育にも役立ちます。
他にも利点はたくさんあります。
家の建設費が安くなるなど。
子どもを残しての外出が容易になる。
気を付けなければならない事は、プライバシーの保護を上手くやらなければ、人間関係にヒビが入ってしまうことです。

3.共用型
このタイプは、完全分離型と同居型の中間になります。
住宅の一部(居間、ダイニングキッチン、玄関など)を共有し、それぞれのプライベートの部分は共有せず、ある程度のプライバシーは確保出来ます。
家族だけで暮らす家なので、この程度の共有は可能ではないでしょうか!

成功の確立が高いパターンの例

比較的に上手くいく例としては、旦那様より奥様の両親との同居です。
一般的には、ご主人の両親との同居が多いと思います。が、色々なことを頼みやすいのは、やはり自分の親。
同居を考えるきっかけは、もちろん資金もありますが、共働きの場合は子どもの事も、大きな要因ですよね!
三世代住宅は、そこに住む家族構成がそれぞれ異なります。
建売やセミオーダーの住宅では対応が難しく、どこか我慢するしかありません。
理想的なのは「注文住宅」です。間仕切りを容易に変える事が出来る工夫など、家族構成の変化に対応できる間取りが出来ます。
子ども達の成長に合わせ、間仕切りなどを変える工事費も安く済みます。
注文住宅は高いと思っている人が多いのですが、工事費はそんなに変わりません。
間取りの打ち合わせなどに時間がかかるだけです。
多くのお金を使うのですから、楽しみながら間取りを考えるのもいいと思います。
家を建てたら、そこに住む人全員が幸せにならなければ、建てた意味がなくなってしまいます。

失敗の確立が高いパターンの例

失敗するのは、相続です。
兄弟がいない場合は自分一人の相続となるので、問題はおきませんが、相続人(兄弟)が数人いる場合は、次のような問題がおきます。
土地と建物半分は親の持ち物とすれば、これを相続人で分けなければなりません。日本の法律では、相続人の数で分ける事になります。
しかし、親の持ち分、土地と建物半分を分ける事は難しく、現金に変えて分けるしかありません。せっかく建てた建物も売ってしまうことになってしまいます。
同居を決め、家づくりをスタートする時点で、よく話し合い、そして専門家に立ち会ってもらって、遺言を残しておくことが大切です。
自分は長男だから、親の面倒を見るのは当たり前、だから相続も自分がするのは、当たり前と思っていたのに!
しかし、法律では他の兄弟も相続を主張できるのです。
親が亡くなってからもめるより、家を建てる時点でよく話し合い解決しておくことをお勧めします。

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